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2011年2月 7日 (月)

doors

Img_1803

独立当初から続けているデザインの「doorシリーズ」。
白い器に、茶色い素焼きのワンポイントがある。

「これ、なんのマークですか?」
「ドアなんです」
「あー、なるほど」
陶器市では、こんなやりとり。

そう。あまりドアには見えないのかも。
一応白い建物に木製のドア、のイメージ。

ガラス張りの引き戸でなければ、普通ドアの向こうは見ることができない。
開く前は、そこにどんな景色が待っているのか、誰がいるのか窺い知ることができず、
なのに、一度開いてしまうと、そこには誰かがいてもう後戻りもできないような。
期待と緊張とが混ざり合ったドキドキ感。
初めてのドアを開けるときは、少し呼吸を整えてからノブを回す。

それでも日常、僕たちは知らずに新しいドアを次々に開けているのかもしれない。
新しい朝、新しい仕事、新しい一日。
新しい出会いと、予期していなかった別れも。
自分でノブを回すのか、それともドアが勝手に開いてしまうのかはわからないけど、ドアの向こうに一歩ずつ足を踏み入れながら生きている。

川村結花さんの「Doors」という曲では、こんなふうに歌っている。
 どんなに季節がめぐっても
 さよならを繰り返しても
 わたしは次のドアを
 見つけながら歩いて行くのでしょう

そうだ。
ドアはたくさん並んでいる。
どのドアを選ぶかは、自分しだい。
その先のことは、ノブを回してからのお楽しみ。



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コメント

このデザインはドアだったのですね~♪

我が家にもカップ、お皿、ボールと何タイプも
揃っています。シンプルで大好きなデザインでしたが、
作品への思いを聞いて、ますます愛着がわきました。

doors・・お話が聞けて良かったです。

投稿: coffeemilk | 2011年2月10日 (木) 22時56分

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